ため息の効果とは?ため息はストレス解消にもなる

ため息をつくのは悪いことではない?上手なため息でストレス解消を

ため息をつく

「ため息をつくと幸せが逃げてしまう」などと言われることから、ため息は良くないという印象を持っている人は多いのではないでしょうか?
そんなネガティブなイメージがある為に、ため息をつきたくなるような場面でも我慢している人も多いかと思います。

 

ところが、ため息をつくことは悪いことばかりではないのです。
むしろ体にとっては良いことが多く、「積極的にため息をつくべき」という声も。

 

そこで今回は、ため息の効果上手なため息のつき方など、「ため息」について詳しくご紹介します。

 

ため息の意味とは?

「ため息」とは、失望や緊張などを感じた時に、息を大きく吐く行為をいいます。
また、感動したときなどに思わず出る大きな息も「ため息」です。
「美しい景色に思わずため息が出た」とか「ため息の出るような素晴らしい歌声」など、うっとりするような、言葉にならないような美しいさまを表す言葉としても使われています。

 

ため息は、「ため息をつくと幸せが逃げる」という言葉によってマイナスのイメージが先行してしまいがちです。
しかし、ため息という言葉は、このように良いイメージでも使われますし、実際に心身にも良い影響があります。

 

次の項目では、「ため息の効果」について見ていきましょう。

 

ため息の効果とは?

そもそもどうしてため息が出るのでしょうか?

 

ため息は心配事や緊張を抱えているとき、つまりストレスを感じているときに出ます。
人はストレスを感じているとき、緊張状態になり筋肉が硬くなります。
緊張状態になっているときというのは、呼吸が浅くなり交感神経が優位な状態です。

 

すると体は、自律神経のバランスを整えるために深い呼吸をしようとします。

 

「ふぅ〜」と大きく息を吐くことは、浅くなった呼吸を深くして、次に取り込む酸素の量を多くする行為です。
つまり、大きく息を吐くと、血液中の酸素が不足している状態を改善してくれるのです。

 

ため息には、深呼吸と同じく血液中の酸素を多くして自律神経を整える効果があるというわけですね。

 

上手なため息のつき方

ため息先ほども述べたように、ため息をつきたくなる場面というのは、緊張や心配などストレスを抱えているような状況です。

 

自然現象としてため息が出たら、体が「深呼吸」をして欲しいというサインだと受け止め、無理に止めないようにしましょう。

 

ため息を吐くときは、吐く息が浅いと深呼吸の効果が得られません。
出来る限り深い呼吸を意識し、たくさんの酸素を心身に届けて緊張をほぐしてあげましょう。

 

大きく息を吐く、以下の深呼吸の方法を参考にします。

 

深呼吸の方法

  1. 口をすぼめて長く大きく息を吐きます。お腹をへこませる腹式呼吸を意識できるとなおい良いでしょう。
  2. 息を吐ききったら自然に鼻から息を吸います。このとき、お腹がふくらむことを意識しましょう。
  3. 1と2を繰り返します。

 

以上のような深呼吸を意識し、浅い呼吸や早い呼吸にならないように気を付けて息を吐きましょう。

 

上手なため息法をマスターして自律神経を整え、ストレス解消に役立ててください。

 

よくないため息のつき方

ため息をつくときに気を付けたいのは、周囲を不快にさせないようにすることです。

 

周りに聞こえるような大きな声とともに「はぁ〜」とため息をつくのは、感じがよくありません。
ため息が出そうになったら、「ふぅ〜」と、息だけを大きく吐く深呼吸を意識しましょう。

 

感じのよくないため息は、周りに人がいるとき、特に職場では気を付けたい行為です。
誰だって目の前や隣にいる同僚が、感じの悪いため息を吐いていたら嫌な気分になりますよね。
「機嫌が悪いのかな?」「どこか調子が悪いのかな?」と周囲に気を使わせてしまったり、「仕事の話をしたいけど後にしよう」などと、仕事の流れを止めてしまったりするようなことにもなりかねません。
知らず知らずのうちに自分がそのような感じの悪いため息になっていないか気を付けましょう。

 

とはいえ、ため息は心身が疲れているサイン。
我慢し過ぎは体によくありません。
誰もいないトイレや廊下でため息をついてみたり、休憩をとって深呼吸をしてみたりするのがよいでしょう。

 

過剰なため息には気を付けて

誰でもストレスを抱えていますし、ため息をつくのは日常ではよくあることです。
しかし、過剰なため息には注意が必要です。
あまりにも頻繁にため息が出る場合、うつ病の初期症状の可能性もあります。
一人で抱え込まずに周りの人に相談したり医療機関にかかったりするなどしましょう。

 

また、自分の意思に関係なく、呼吸が早くなり呼吸回数が多くなってしまう状態を「過換気症候群」といいます。
このような発作が出ると慌ててパニックになってしまいがちですが、まずは呼吸が早くなり過ぎている状態を改善することが大切です。
慌てず、とにかくゆっくりと呼吸をすることを意識するようにします。

 

このような状態が頻繁に続く場合には、専門医に相談するようにしましょう。

 

ため息を上手についてストレスを緩和しよう

このページでは、ため息についてご紹介しました。
ため息はストレスを緩和させるための自然現象です。
無理に止めるのではなく、上手にため息をついてストレス軽減に役立てましょう。


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