食品添加物の安全性と危険性

食品添加物の安全性とその役割!気にし過ぎがストレスに?

食品添加物

「食品添加物」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?「健康に良くないもの」「身体に害のあるもの」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、「食品添加物」は本当に危険なものばかりなのか?そもそも食品添加物とは何なのか?

 

今回は、食品添加物の役割と安全性について詳しく見ていきたいと思います。

 

食品添加物とは?その役割と種類について解説!

「食品添加物」とは、食品の製造過程において、食品の加工や保存の目的で食品に添加する物質のことです。
食品の腐敗を防ぐための「保存料」、食品に甘みを加えるための「甘味料」、カビの発生を防ぐための「防カビ剤」など、様々な種類の食品添加物があります。

 

代表的な食品添加物

 

甘味料

食品に甘みをつけるために使用します。(キシリトール、サッカリン、アスパルテームなど)

 

着色料

食品を着色し、色鮮やかに見せるために使用します。
合成着色料と天然着色料があります。(天然着色料:オレンジ色素  合成着色料:赤色102号など)

 

保存料

カビや細菌の増殖を抑制し、腐敗を防ぐために使用します。(ソルビン酸、安息香酸など)

 

防カビ剤

レモンやグレープフルーツなどの輸入果物に使用されており、腐敗を防いだりカビの発生を防いだりします。(イマザリル、OPPなど)

 

漂白剤

食品を漂白するために使われます。(亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナトリウムなど)

 

発色剤

変色を防ぎ、色調や風味を改善するために使われます。
ハムやソーセージや魚卵などに使用されています。(亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなど)

 

酸化防止剤

酸化を防ぎ、保存性をよくするために使われます。(エリソルビン酸、ビタミンEなど)

 

増粘剤、安定剤、ゲル化剤

食品に粘りをつけるために使われます。(ペクチン、アルギン酸ナトリウムなど)

 

 

食品添加物は本当に安全なの?1日の摂取許容量について

食品添加物には、大きく分けて「天然由来」と「化学合成物」の2つがあります。そして使用してもよい食品添加物は国で決められています。

 

また、一日の摂取許容量(ADI)も決められており、一生涯にわたって毎日摂取しても影響が出ないと考えられている量が定められています。

 

このように、国が健康被害が起きない量を決めて、安全に使用する基準を設けているのです。

 

 

危険性が指摘されている食品添加物とは?注意が必要な食品添加物について

安全に使用する基準が設けられているとはいっても、発がん性やアレルギー性などの危険性が指摘されている食品添加物があるのも事実です。

 

危険な添加物としてよく例にあがるものは、以下の添加物です。

 

  • 亜硝酸ナトリウム(発色剤)

ハムやベーコンなどの食肉加工品、イクラ、タラコなどの魚卵などに使用されています。

 

  • タール色素(合成着色料)

飴やゼリー、飲料類や漬物、ソーセージ、ジャムなどに使用されています。

 

  • アスパルテーム、アセスルファムK(合成甘味料)

ダイエット用飲み物や菓子類、ノンカロリー食品などに使用されています。

 

  • ソルビン酸、安息香酸ナトリウム(合成保存料)

ソルビン酸は魚肉加工品などに、安息香酸ナトリウムは栄養ドリンクや炭酸飲料などに使われています。

 

  • OPP、OPP-Na、チアベンダゾール(防カビ剤)

輸入柑橘類や果物などに使用されています。

 

 

気にしすぎもよくない?食品添加物への「安心」は自分で担保する!

柑橘類安全な食品を求めるのは当然のことですし、特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では食品添加物に気をつけているという方も多いかと思います。
しかし、保存のきく食品は災害時などに重宝しますし、すぐに腐敗したりカビがついたりする食品ばかりでは、毎日の食品管理が大変です。

 

このように、私たちにとって、食品添加物はなくてはならない存在であるのも事実です。

 

それでは、私たちはどのように食品添加物と向き合っていけばよいのでしょうか?

 

どうしても危険性が気になる方は、無添加の食品も増えてきていますし、それらを活用するのがよいでしょう。

 

しかし、無添加食品ばかりにするのは食品が限られてしまいすし、金銭的に負担が大きかったりしますよね。

 

その場合、用途によって使い分けるなどの工夫をするとよいと思います。

 

例えば、オレンジやレモンなど厚い皮で覆われているものは、中身には農薬や添加物の影響はないとされています。
「中身だけ食べるときは気にせず食べる」、「皮ごと料理に使うときなどは農薬や防カビ剤が使用されていない安全なものを買う」など、使い分けすることで安心が高まります。

 

そして、何より、食生活が偏っているとその食品に使用されている添加物の影響を受ける可能性が高まりますので、バランスよく色々な食品を食べることが、特定の添加物の多量摂取を防ぐ近道であると思います。

 

食品添加物と上手に付き合おう

今回は、食品添加物についてご紹介しました。
「食品添加物」=「悪」と決めつけるのではなく、様々な情報を得た上で、自分にとってベストな選択をしていくことが大切なのではないでしょうか。


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