鉄玉子の使い方と鉄分補給効果について解説

鉄玉子の使い方と鉄分補給にオススメする理由について

鉄玉子

ミネラルの中でも不足しがちなのが鉄分

 

特に月経のある女性や妊娠中の女性は不足することが多いですよね。

 

鉄分不足は貧血以外にも、不安感やうつなどの精神面の不調にも関わってきます。

 

そのままにしておくとストレスを悪化させてしまうことにもなりかねません。

 

精神の安定のためにも毎日きちんと鉄分を摂取することが大切です。

 

そこで今回ご紹介するのが鉄分補給に一役買ってくれる「鉄玉子」

 

私もお茶を飲むときや汁物を作るときなどに日々使用しています。

 

鉄分補給に鉄玉子をおすすめする理由や使用上の注意など、鉄分や鉄玉子について詳しく解説しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

鉄分補給におすすめの鉄玉子とは?

鉄玉子とは、岩手県の伝統工芸品である「南部鉄器」の鉄で作られた卵型の鉄の塊です。

 

この鉄の塊でお湯を沸かすと、鉄分がお湯に溶け出して手軽に鉄分を補給できます。

 

色々な形状の鉄玉子が販売されていて、定番の玉子の形をしたものから野菜の形をしたもの、人気のキャラクターの形状をしたものまで、様々な種類があります。

 

現在私が使用しているのは平らな形状の鉄玉子
転がりにくいので取扱いがしやすくとても重宝しています。

 

 

鉄分の主な働きとは?

必須ミネラルの一種である鉄分ですが、そもそも鉄分は私たちの体内でどのような働きをしているのでしょうか。

 

よく知られている働きの一つが「ヘモグロビン」による酸素の運搬

 

体内の鉄は赤血球の血色素「ヘモグロビン」という形で存在していて、酸素を運ぶという重要な役割を担っています。

 

その他にもエネルギーの代謝や細胞の活性化を担っていたり、神経伝達物質の生成を助けたりする働きがあります。

 

 

鉄分が不足するとどうなる?

体内の鉄分不足による症状の代表的なものとして「鉄欠乏性貧血」があります。

 

ヘモグロビンに含まれる鉄が不足すると、全身に酸素が十分に供給されなくなり貧血を引き起こすのです。

 

鉄欠乏性貧血になると、動悸息切れ立ちくらみ全身の倦怠感などの症状が出ます。

 

 

そのほかにも鉄分が不足すると以下のような症状が表れます。

 

  • 頭痛
  • イライラ感
  • 不安感
  • 食欲不振
  • 眠気
  • 肩こり
  • 爪が割れやすくなる
  • 脚がつりやすくなる
  • 抜け毛が多くなる

 

 

鉄玉子の鉄分吸収率は?

鉄玉子鉄分には吸収率の良い「ヘム鉄」と吸収率のあまり良くない「非へム鉄」があります。

 

ヘム鉄は赤身肉やレバー、魚などに多く含まれていて、非へム鉄は野菜や海藻、大豆などに含まれています。

 

ヘム鉄の吸収率は10〜25%、非ヘム鉄の吸収率は2〜5%ほどと、ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて約5倍以上も吸収率が高くなっています

 

そして今回ご紹介する「鉄玉子」は、吸収率の良い「ヘム鉄」です。

 

ヘム鉄は、ポルフィリン環と呼ばれる有機化合物に囲まれているので、食物繊維やタンニンなどの鉄分の吸収を阻害する物質の影響を受けにくい構造になっています。

 

また、体内に入ったときに胃腸を荒らしにくいという特徴も持っています。

 

ヘム鉄は、分解酵素により吸収量が調節されて過剰摂取の心配が少ないという利点もあります。

 

以上のことから、鉄分補給にはヘム鉄を積極的に摂取することが大切です。

 

 

鉄玉子を鉄分補給におすすめする理由

鉄分補給に鉄玉子をおすすめする理由の一つが、前述の通り、鉄玉子から溶け出す鉄分が吸収率の高いヘム鉄であること。

 

日本人が食生活で摂取する鉄分は、圧倒的に吸収率の低い非ヘム鉄が多いそうです。
食事で摂る鉄分の約80%以上が非ヘム鉄だといわれています。

 

しかし、ヘム鉄の多い赤身肉ばかり食べれば良いかといったらそうではありません。

 

特定のものばかり食べるのは栄養素が偏ってしまいますので、他の栄養素もしっかり含まれている非ヘム鉄の野菜や大豆類も摂ることが重要なのです。

 

そこで鉄分を補給するのに重宝するのが「鉄玉子」。

 

溶け出す鉄分は微量ですが、吸収率の高い鉄なので効率の良い鉄分補給が期待できます。

 

 

 

そしてもう一つ鉄玉子をおすすめする理由が、水分と一緒に頻繁に摂取できるということ。

 

食べ物だとすぐお腹がいっぱいになって頻繁には摂取できません。

 

しかし、鉄玉子はお茶を飲むときや汁物を作る際に使用できるので、無理なく鉄分を補給することができます。

 

緑茶や紅茶などに含まれているタンニンは鉄の吸収を妨げるといわれていますが、ヘム鉄はこの影響をほとんど受けないので、茶葉の種類も気にせずいただけます。

 

 

鉄玉子の使い方を解説

鍋に入っている鉄玉子鉄玉子の使い方はとてもシンプル。

 

お湯を沸かすときに鉄玉子をヤカンや鍋の中に入れるだけです。

 

しばらく沸騰させると鉄分がお湯に溶け出します。

 

 

鉄玉子の使用方法

  • お茶を入れるときなどお湯を沸かすときに使用
  • 味噌汁やスープ、鍋物を作る際に使用
  • 黒豆やナスの色づけに使用
  • 水道のカルキや臭い消しに使用

 

以上のようにお湯を沸かすとき以外にも鉄玉子は活躍します。

 

 

鉄玉子の取り扱いで注意すること

お玉ですくった鉄玉子

鉄玉子は錆びるので保管に注意

鉄玉子をヤカンや鍋に入れっぱなしにしていると錆びてしまうので、すぐに引き上げるようにしましょう。

 

素手で触るとヤケドをしますので、お玉などで引きあげてください。

 

その際に使用するお玉は穴あきのものが便利
普通のお玉だと下に水分が溜まってしまいますが、穴あきだと少量の水滴しかつきません。

 

引き上げた直後は鉄玉子自体が熱いので、数秒で表面の水分がなくなり乾いていきます。

 

引き上げたまま空気にさらしていると錆びるので、しっかりと水気を拭き取ったあとにキッチンペーパーなどでくるみましょう
私はさらにその上にラップをして保管しています。タッパーやジップロックなどの容器に入れてもいいと思います。

 

鉄玉子が錆びてしまった場合は、少しのサビであればタワシなどでこすると落ちます。
なかなかサビが落ちない場合は、ほうじ茶などの茶殻と一緒に煮詰めるとよいです。

 

 

鉄玉子は重量がある

鉄玉子は鉄の塊なので重いです。
足の上などに落とさないように取扱いには注意しましょう。

 

鉄玉子を勢いよく入れると水がバジャッとかかります。
ヤカンやお鍋に入れるときはそっと入れてください。

 

また、ガラス製のものに強い衝撃であててしまうと割れてしまいます。

 

私は、鉄玉子を鍋から取り出さずにそのままガラス製のポットにお湯を移そうとしてポットを割ってしまったことがあります。

 

お湯を別の容器に移すときには鉄玉子を取り出してから行うようにしてくださいね。

 

 

 

さいごに、鉄玉子は鉄分補給に一役買ってくれますが、必ず貧血を治してくれるというものではありません

 

貧血には鉄欠乏性貧血以外にも「悪性貧血」「溶血性貧血」など種類があるので、ひどい貧血は病院でしっかりと検査して適切な処方をしてもらってくださいね。

 

 

鉄玉子を上手に活用しよう

このページでは鉄分補給におすすめの「鉄玉子」をご紹介しました。
鉄分は私たちの健康に関わる重要な栄養素です。
毎日の食生活の中で不足しないよう意識して摂るようにしたいですね。
ぜひ、鉄玉子を上手に活用して鉄分補給に役立てましょう。


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