免疫力低下の原因にはストレスが関係

ストレスは免疫力低下の元!免疫力を改善する方法とは

免疫力低下

私たちは日々何かしらのストレスを受けて生活しています。
適度なストレスであれば、ほどよい緊張感により人生に活力を与えてくれますが、過度なストレスは心身に悪影響を及ぼします。
その悪影響の一つが、「免疫力の低下」です。
なぜ、ストレスが免疫力を低下させてしまうのでしょうか?

 

そこで今回は、この「ストレスと免疫力」について詳しくご紹介します。

 

免疫力とは?

私たちの身の回りや体内には様々な有害物質があります。
ウイルス、細菌、埃、花粉などの外から侵入してくる異物や体内に生じるがん細胞などです。
この有害物質からから守ってくれているのが、私たちの体にある「免疫機能」です。

 

つまり、免疫とは体を守ってくれる防御システムのことであり、免疫力とはその防御システムにより疾病を免れる力のことです。

 

免疫力が低下すると、がんなどの病気にかかりやすくなったり風邪をひきやすくなったりします。

 

普段から免疫力を高めておくのは、健康な体づくりや病気の予防に役立ちます。

 

免疫のしくみ

外部からの異物に結合して作り出されるタンパク質のことを「抗体」といい、体内に侵入して抗体を作らせる物質のことを「抗原」といいます。
私たちの身体は体内にウイルスや細菌などの抗原が入ってくると、抗体を作って抗原を攻撃します。

 

この抗原抗体反応が免疫システムであり、予防接種(ワクチン)はこの免疫システムを利用しています。
あらかじめ病原菌を接種して抗体を作ることにより、病原菌が体内に侵入してきても排除できるようにするのです。

 

このように免疫反応は体を守ってくれる大切なシステムですが、免疫反応が過剰に起きてしまう場合があります。
この過剰に免疫反応が起こることを「アレルギー反応」といいます。

 

 

ストレスが免疫力低下を招くのはなぜ?

免疫システムは、自律神経の影響を受けています。
自律神経とは私たちの意識と関係なく24時間働いて、様々な器官の働きを調整してくれている神経です。
「交感神経」「副交感神経」という2種類で構成されていて、心身のバランスを保っています。

 

交感神経は、活発に活動しているとき、緊張や興奮しているときに優位になる神経です。
それに対して副交感神経は、睡眠中などのリラックスしているときに優位になります。

 

この自律神経ですが、強いストレスを受け続けることでバランスを崩してしまいます。
そして、自律神経のバランスが乱れると抗体の分泌が低下してしまい、免疫システムが正常に働かなくなってしまうのです。

 

体の中では、様々な種類の免疫細胞たちが連携して異物と戦っています。
継続的に強いストレスを受けると、この連携を乱してしまうことになり、免疫力の低下を招いてしまいます。

 

 

免疫力の低下を改善するには?

免疫力改善免疫力を上げるには何に気を付ければよいのでしょうか?

 

第一に挙げられるのは自律神経を整えてあげること。
免疫力を上げるためには、自律神経を整えることが大切です。

 

以下に自律神経を整えるのに有効な方法を挙げます。

 

 

  • 腸内環境を整える

腸は私たちが食べたものを消化、吸収、排泄するという重要な役割を担っていますが、たくさんの免疫細胞を有しています。
食べ物の中には有害物質が入っていることもあるので、腸にはそれらの有害物質を排除するための免疫システムが備わっているのです。
また、腸内細菌が免疫機能の維持を助けていることも分かっており、腸内環境を整えることは免疫力アップにつながります。
腸内環境を良好に保つために、食物繊維、発酵食品、オリゴ糖などを積極的に摂りましょう。
そして、免疫細胞の元は「タンパク質」です。良質なタンパク質をしっかりと摂取することも忘れないようにしましょう。

 

 

  • 良質な睡眠をとる

副交感神経は、リラックスしているときや睡眠時に優位な状態になります。
ストレスの多い現代人は緊張感を強いられる場面が多く、交感神経が優位になりがちです。
そして、睡眠不足や質の悪い睡眠は副交感神経優位な時間をしっかりと確保できません。
良質な睡眠を心がけることが免疫力の低下を防ぐことになります。
近年、様々な安眠グッズが販売されていますので利用してみるものもおすすめです。

 

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  • 適度な運動をする

激しい運動は免疫力の低下を招いてしまいますが、適度な運動は自律神経を整えることが分かっています。
とくにおすすめなのがウォーキングなどのリズム運動です。
リズム運動は自律神経を整え、心の安定に重要なホルモン「セロトニン」を分泌することがわかっています。

 

 

  • 笑う

免疫細胞の一つであるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は体内に侵入する異物を発見し撃退するという重要な役割を担っています。
笑うとこのNK細胞が増えるといわれています。
また、笑うと幸せホルモンといわれる「セロトニン」という神経伝達物質が分泌され心が安定します。
これらの効果は、作り笑いをするだけでも得られるということなので、積極的に笑うようにしましょう。

 

 

ストレスを軽減して免疫力低下を防ごう

このページでは、ストレスと免疫力の関係についてご紹介しました。
ストレスを溜めると免疫力の低下を招きます。
定期的にストレス解消をはかり、免疫力の改善に努めましょう。


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